0001風吹けば名無し
2023/05/02(火) 08:16:31.52ID:9Kyu7eeG0店長から受け取り、おわんの中身を見る。
「なんだこれ、豚の餌じゃねぇか!」
まぁ、しかし、なんだ。やっぱり料理ってのは味だ味。
左手でレンゲを持ちでまず、スープをすする。これがうまい。
思わず、右手ですでに箸を持っていることに気づいた。感覚の趣くままに麺をすする。
気づくともう、おわんには何も残っていない。スープすら飲んでしまったのだ。
「じゃお会計...1200円!!高けぇ!!二度と来ねぇぞこんな店!!」
叫んだ瞬間の店長の顔を見て、引きつらず、ただラーメンを作るのに専念していたなら。
そいつが本物のラーメン店の店長だ。