今日、午前15時頃、東京都内のマンションに住む男性が現住建造物等浸害罪の疑いで書類送検された。
犯行の動機について警察関係者の話によると「地下鉄がうるさく、ドリルで地下に行き直接、文句を言おうとした」とのこと。
地上から地下鉄まで20m程度あり、到達するのは不可能だったものの、ドリルで穴をあけている最中にあった水道管と接触し亀裂が入った。
この影響で都営井の頭メトロ地下鉄大江戸線を通る、車両とトンネル内が浸水し、20名の犠牲者を出した。幸いにも、運転士や一般の乗客は避難しており撮影のため線路上に降りた鉄道ファンいわゆる撮り鉄のみ被害を受けた。

破損した車両や事故にあった車両を撮影する鉄道ファンは俗にリョナ鉄と呼ばれる。
近年、リョナ鉄による犯罪が多くなっている。意図的に車両の緊急停止ボタンを押したり、脚立をホーム上で立てて車両を緊急停止させ、事故を誘発させているケースが報告されている。
また、東南アジアに流通する日本製の中古鉄道車両を撮影するリョナ鉄が現地法に違反し撮影禁止区域で撮影を試み反スパイ法で逮捕されたり、現地住人とトラブルとなったりしている。
日本の外務省は、現地の外務省や外務省に相当する機関に対して、鉄道ファンが逮捕された際には日本国として身元の引き渡しは求めないことを通達している。
G20では「鉄道ファンに対する厳重な対策、反鉄道ファン法立法の覚書」を満場一致で可決し署名した。
国際社会で厳しい目を向けられているリョナ鉄をはじめとする鉄道ファンに日の目が浴びる日は来るのだろうか。