0001風吹けば名無し
2023/04/26(水) 21:06:00.07ID:P/xXKehC0エロス、先日は面会をお断りしてしまい申し訳ございませんでした。今は男性と会うのが難しいのです。そして、引き止めた門番の言葉を聞き入れていただき感謝します。もしも何か失礼があったとしたら、どうかお許しください。彼らはただ姫を守るという任務を全うしただけなのです。
本題に入りますが、この手紙をあなたに送ったのは、私の悩みを聞いていただきたかったからです。以前、私（正確には深淵の邪神に操られていた私）は、あなたたちの神器探しを妨害するため、私に長い間思慕の情を抱いていたとある公爵を誘惑しました。私は彼と婚約する代わりに、姫である私には表だってすることのできない汚れ仕事を、彼に実行してもらったのです。そして深淵の邪神が滅ぼされた今も、公爵は私に婚約を履行するよう迫って来ています。
私は理由をつけて丁重にお断りしましたし、お詫びの品を贈って謝罪もしましたが、その公爵はまだ私に執着しています。私が彼以外の男性と話していると嫉妬に狂い、妻にならなければかつて共謀して実行した悪事を世間に公表すると言って脅してきます。私にはなす術がありませんし、あなた以外の人に相談することもできません。そこであなたに助けを求めたいのです。どうか救いの手を差し伸べていただけないでしょうか？
お返事お待ちしております。
創造力を発揮して、ルーフ姫が公爵のプロポーズを断る方法を考えてあげましょう！
これどうすればええんや？
