FNNが、この週末に実施した世論調査で、岸田内閣の支持率は50.7%と、8カ月ぶりに5割台に回復した。

調査は以下の方法で行った。
・期間: 2023年4月22日・23日
・電話調査(RDD 固定・携帯電話)
・全国18歳以上の男女1,055人が回答

岸田内閣を「支持する」は、3月より4.8ポイント増えて50.7%、「支持しない」は44.7%で、8カ月ぶりに「支持」が「不支持」を上回った。

「支持する」と答えた人に理由を聞くと、「ほかによい人がいないから」が最も多く、46.8%だった。

岸田首相が掲げる「次元の異なる少子化対策」を「評価する」は54.1%、「評価しない」は38.4%。

異次元の少子化対策で、少子化が「改善する」と思う人は、「大いに」と「ある程度」をあわせて25.7%、「改善しない」と思う人は、「あまり」と「まったく」をあわせて70.3%だった。

異次元の少子化対策の財源として、社会保険料の負担を増やす案については、「賛成」が30.1%、「反対」が64.4%だった。

また、防衛費を大幅に増やすための増税に「賛成」は37%、「反対」は58.3%だった。

一方、岸田首相の演説直前に爆発物が投げつけられた事件を受け、有権者との接触を制限しても警備を優先すべきと「思う」人は、77.1%にのぼった。

各党の支持率は、野党では日本維新の会が7.3%と、立憲民主党を上回っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f73f9384d618ffbb55951e392829a5fbb67c543