東京・銀座で開かれる予定の着物イベントのポスターについて、イラストの着物が左前になっていると、ネット上で疑問が相次いでいる。

 左を手前にして着る左前は、「死に装束」とされていることが理由だ。イベントの運営会社は、「着物は、もっと自由でいいと思っています。ポスターはイメージで、深い意味はありません」と取材に説明している。

■AIを使ってアジアの少女を生成させたフリー素材を使用か

 ポスターでは、花を背景に、黒髪の少女がピンクに近い色の着物を着ている上半身のイラストが描かれている。

 イベントは、「銀座今昔きもの大市」と題して、2023年5月12~14日に開かれる予定だ。公式ツイッターでは、4月17日にポスター画像を載せてイベントをPRした。

 ところが、この画像に対し、リプライ欄で突っ込みが相次いだ。

「それ死装束じゃ......?」「左前は駄目でしょ」「これでよくGOサイン出したな」

 さらに、着物の中にシャツらしきものが見える、などと違和感を訴える声も次々に寄せられた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/95a98efe0eb569713289a08d44759ae1e359a1fb