0001風吹けば名無し
2023/04/19(水) 23:14:25.03ID:wYpjrWrx0周 来友(しゅう・らいゆう)(経営者、ジャーナリスト)
https://www.newsweekjapan.jp/tokyoeye/2023/03/post-148.php
学費が安いだけでなく「優遇制度」を利用しやすい点も大きい。
成績優秀であれば、学費の一部もしくは全額免除、あるいは返済の必要がない給付型奨学金をもらえる可能性がある。学費と生活費、渡航費まで支給してくれる国費外国人留学制度もある。
ただ、30年前に比べ、中国人は裕福になった。留学するわが子のために、親が東京でマンションや車を買ったりすることも珍しくない。そんな時代に、ここまで「コスパがいい」必要はあるだろうか。
2019年、自民党の小野田紀美参院議員が国会で「日本では生活が苦しく、貸与型奨学金という名の借金を背負っている大学生も多いのに、留学生優遇が手厚すぎる」と国費外国人留学制度に疑問を呈したことがあるが、もっともな指摘である。
とはいえ、国費外国人留学制度は、その目的の1つに親日派や両国間の懸け橋となる人材を育成することがあり、つまりは日本の国益のための制度だ。
小野田議員の問題提起には喝采を送りたいが、国益の観点が欠けている点は残念だった。