沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリが消息を絶ち10人が行方不明になっている事故で、浜田靖一防衛相は7日、衆院安全保障委員会で「(消息を絶った機体)UH60JAは、様々な訓練に参加し、大変安定していた」と述べた。

機体の不具合がなかったかどうかを尋ねた立憲民主党の玄葉光一郎氏の質問に答えた。浜田氏は「(事故)原因はこれから追究することになる。捜索をしっかりやっていきたい」とも語った。

また玄葉氏は「中国の軍艦が直前に、沖縄本島と宮古島の間を通過していることとの関連性は絶対にないか」と質問。浜田氏は「私に入っている報告には、今のところない。機体が今、いろいろな破片なども上がってきているので、いろいろな情報収集をしていきたい」と述べた。(田嶋慶彦)

朝日新聞社