0001風吹けば名無し
2023/04/07(金) 12:03:33.98ID:on7hmEka0店員:はい、そうです。いらっしゃいませ、何かお探しですか?
ラオウ:我が腹が減っている。食料を売ってくれ。
店員:はい、何がお好みですか?
ラオウ:お前に何を勧める?
店員:ええと、当店自慢のおにぎりやサンドイッチはいかがですか?
ラオウ:フン、拳王がそんなものを食すか?!それでは、肉まんを二つくれ。
店員:はい、かしこまりました。お会計は350円になります。
ラオウ:払いはせん。拳王が金を払うはずがない。
店員:えっ、でも、お金を払わないと商品をお持ち帰りいただけません。
ラオウ:フン、お前にはわからぬだろうが、我が拳は金よりも強いのだ。だが、お前の店は良心的なようだ。我が気に入った。これをやろう、お前の店を我が軍に加えてくれ。共に北斗の世界を制覇するのだ!
店員:あ、あの、それはちょっと……。
(結局、ラオウは肉まんを持って店を後にした。店員は困惑しながらも、彼の姿を見送った。)