韓国人のサラリーマンの90.18%が「火病(ファビョン)にかかったことがある」との調査結果がまとまった。

「火病」は、怒りやストレスを溜めこむことで発症する、韓国人特有の精神疾患と言われている。悔しさや恨めしさがこみ上げたり自殺願望が高まったりするほか、パニック障害や食欲低下(拒食症)、不眠症、不安感やうつなどでひどく落ち込んだりする。日本でいう、うつ病や対人恐怖症に似た症状を引き起こすようだ。

また、「火病はどのような形態で現れるか」との問いには、34.68%が「慢性疲労を病んでいる」と回答。「躁鬱症」が19.02%、「脱毛」が12.30%を占めた。「呼吸困難」(6.26%)や「パニック障害」(4.25%)との回答もあった。

火病の原因の一つには、辛み成分の「カプサイシン」の過剰摂取がある、とされている。この成分が舌や胃、さらには脳に損傷を与えるといわれ、うつやパニック障害などを引き起こすとされる。

火病を抑えるには「カプサイシン」の摂取を控えることに加え、職場での悩みやストレスを解消することが大事になるとみられる。

https://www.j-cast.com/2015/01/29226604.html?p=all