別の会社名義で預かっていた4億2000万円を自分の会社に不正に送金したとして東京地検特捜部は投資会社の代表・三浦清志(みうら・きよし)被告を起訴しました。

業務上横領の罪で特捜部に起訴されたのは東京・千代田区の投資会社「TRIBAY CAPITAL」の代表、三浦瑠麗夫(みうら・きよし)被告(43)です。

三浦被告は2019年10月4日から24日にかけて別の会社名義で預かっていた4億2000万円を自分の会社口座に3回に分けて不正に送金したということです。

関係者によりますと三浦被告は逮捕前、周囲に「自分は小物だから逮捕されない」と話していて、逮捕後の取り調べに対して資金は「業務委託契約の報酬だ」と容疑を否認していました。

三浦被告の妻は国際政治学者の三浦瑠麗氏で、三浦被告が逮捕された際には「捜査に全面的に協力する所存です。

家族として、夫を支えながら推移を見守りたいと思います」とコメントしていました。