ミスコン運営「環境、フードロス、SDGsに関心ある女の子集まれー!」→スポンサー接待要員に
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https://news.yahoo.co.jp/articles/9e2cfd2e30b132a6788c586a4d57141897705439
毎年90カ国以上が参加する、世界規模のミスコンテストの一つ「ミス・アース」。大会の目的として、美しさに加えて「地球環境保護の促進」を掲げており、国連機関もパートナーシップとして掲載されている。その趣旨に興味を持ったすみれさん(仮名)は、数年前に国内予選の一つ、東北大会に出場した。大会前に環境保護やSDGsなどを専門家に学ぶ機会もあり、「挑戦して良かった」と感じた。ところが、大会直後にその思いは裏切られる。
全員参加のパーティーで出場者の女性たちはドレス姿のまま男性審査員たちの隣に座らされ、酒の相手をさせられることに。中にはセクハラを疑われる態度を取った男性もいたという。大量のフードロスを出す場面もあり、激しく幻滅。
さらに取材を進めた結果、パートナーシップの一つとされた国連は「パートナーではない」と否定した。一体、どうなっているのか。(共同通信ジェンダー問題取材班)
https://www.at-s.com/news/images/n122/1212271/PN2023031501000589.-.-.CI0003.jpg もともと、環境保護や動物保護の活動、動物性のものを使わない「ヴィーガン」に関心があり、広めていける存在になりたいとも思っていた。この大会は理想的な場所だと感じ、東北大会への出場を決めた。
ただ、気になる点はあった。運営企業からは「○○県代表として出てほしい」と伝えられたが、すみれさんはその県と縁もゆかりもない。迷ったものの、挑戦したいという気持ちが勝った。
大会ではドレスや水着の審査に加え、環境保護について訴えるスピーチ、質疑応答もある。それに備えて事前にオンラインレッスンを受けられ、専門家から環境問題やSDGsについて学んだ。
さらに、魚の乱獲や家畜の虐待、アニマルウェルフェアやヴィーガン、フードロスについても自分で学びを深め、自腹でウォーキングの講習も受けた。トレーニングの様子をSNSで発信すると、たくさんの人から応援のメッセージが届き、勇気づけられた。環境問題に関心を持ってくれる人もいる。「少しずつ夢に近づいている」と感じた。 ▽全員出席のアフターパーティーで待っていたこと
大会終了直後の夕食はビュッフェ形式だった。この日までボディメイクのために食事を制限し、さらに当日はリハーサルもあって昼食を取る時間がなかったため、好きなだけ食べようと楽しみにしていた。ほかの出場者もたくさんの食べ物をプレートに載せ、さあ食べようと席に着いた瞬間、運営企業の担当者が大声で告げた。
「ディナーのあとのアフターパーティーの時間が早まったから早く行きなさい!」
みんなまだ食べ始めたばかりなのに、ひとり、またひとりとパーティー会場へと追い立てられる。テーブルには食べかけの大量の食事が残された。「環境保護を訴える大会なのにフードロスさせるなんて…」。矛盾を感じたが、担当者はかまわず「早く!」とせきたてた。 スピーチが終わると、女性たちは審査員らにお酌をし、話し相手に。男性の中には出場者の腰に手を回している姿もあった。すみれさんは思った。「パーティーというより、キャバクラかクラブみたい」 終了後、別の出場者が困った様子でいたので話を聞いたところ、驚いた。この出場者は、あるスポンサーの男性から「普段はどこに住んでいるの?連絡先教えて?バイト先はどこ?」とたたみかけられてうまくかわせず、バイト先や最寄り駅を答えてしまったという。男性から「会いに行くね」とも言われたという。「『帰りは新幹線?一緒に帰ろうよ』と言われたら怖い」とおびえていた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています