NHKの「NHKのど自慢」(日曜・後12時15分)で21年間鐘奏者を務めてきた秋山気清さんが、26日の放送で番組を卒業したことが分かった。この日の放送および公式HPで発表された。

放送中に小田切アナが「今日で秋山さん、番組を卒業でございます」と発表し「番組を支えていただきました。ありがとうございました!」と感謝。秋山さんは笑いながら泣く真似をして頭を下げると、会場は大きな拍手に包まれた。

HPでは「のど自慢から大切なお知らせです【秋山気清さんについて】」というタイトルで報告。「2023年3月26日放送の『NHKのど自慢 和歌山県新宮市』をもって、鐘奏者の秋山気清さんが番組を卒業されました」と公表した。

秋山さんは02年4月に、前任の吉澤庸光氏に代わって鐘奏者に就任。「21年間、全国各地に毎週足を運び、17000組を超える出場者の歌声に鐘の音を響かせてくれました」と感謝した。

そして「一見強面ですが、ダジャレが大好きで(笑)いつも優しい言葉をスタッフにかけてくださいました。これまで長きにわたり番組を支えてくださった秋山気清さんに深く感謝を申し上げます。ありがとうございました」と活躍をたたえた。

またこの日の放送で、13年4月から司会を務めてきた小田切千アナウンサーも卒業。4月からは廣瀬智美、二宮直輝の両アナウンサーが就任することが決まっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/21258ab01d396690454aff877ca86b18ced10184