AI技術、肝臓がん治療法を30日間で開発 いずれは診断書から患者の生存率も 米大学で研究
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人工知能(AI)が、わずか30日間という短い期間で、がん治療を開発した。米トロント大学がインシリコ・メディシンと共同で肝細胞がん(HCC)の治療法について研究。HCCは腫瘍が成長する際に発生する侵襲性の強い肝臓がんとして知られている。

 AI技術が、今まで知られていなかった治療法を発見し、ターゲットに結合することが可能な新たな分子をデザインした形となる。
 さらに、このテクノロジーは医師の診断書をもとに、その患者の生存率を割り出すことが可能になるという。
 インシリコ・メディシンのアレックス・ザヴォロンコフCEOはこう話す。「世界が芸術や言語における生成系AIに魅了されていた中、我々の生成系AIのアルゴリズムは、アルファフォールド(タンパク質構造の予測AI)の派生構造と共にターゲットへ向けた強力な阻害剤をデザインしました」