0001風吹けば名無し
2023/03/24(金) 10:53:07.51ID:xUO2apY60「不気味ですよね」。米サンフランシスコの一等地で働く米セールスフォースの社員はこう心配する。
そのはず、同社本社に隣接する超高層マンション「ミレニアム・タワー」が徐々に傾いているからだ。2023年3月時点で、少なくとも垂直方向に46cm沈下し、沈下のばらつきによってマンション頂部で北西方向に74cm分の傾斜が生じている〔写真1〕。
鉄筋コンクリート造、58階建てで高さ197mの同物件は09年4月に竣工。米ハンデル・アーキテクツが設計し、構造設計は著名建築家との協働も多い米デシモン・コンサルティング・エンジニアが担当した。施工者は大林組の米国子会社、ウェブコーだ。事業費は3億5000万ドル(約480億円)だった。
異常が発覚したのは16年5月。41cmの沈下と15cmの傾斜が確認された〔図1〕。住居の市場価値は「数割は急落した」(米シリコンバレーの不動産仲介会社)という。