平手打ちされた男子生徒の鼓膜が破れるけが 県立高校の男性教諭(61)を戒告処分
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> きょう(23日)付けで戒告の懲戒処分を受けたのは、三重県北部の県立高校に勤務する61歳の男性教諭です。

県によりますと、教諭は2月14日に散らかった授業のプリントなどを片付けるよう指導したにもかかわらず、片付けなかった1年生の男子生徒3人の頬を平手打ちしました。

このうち1人は持病の治療のために耳に入れていたチューブがずれて鼓膜が破れ、全治2週間のけがをしたということです。

別の生徒の保護者から「教諭が体罰を行っている動画がSNSに上がっている」と連絡があり発覚しました。

教諭は県の聞き取りに「生徒の心と体を傷つけてしまい反省している」と話していて、教育委員会は「学校全体で適切な指導を行えるよう改善を図り、体罰の根絶に取り組む」としています。