きたぎんボールパークが完成 盛岡の新野球場、4月にオープン

県と盛岡市が共同整備した盛岡市永井の新野球場・きたぎんボールパークが完成し20日、報道陣に公開された。本県初の人工芝の球場で、イベントでの利用も見込む。4月1日にオープンし、県内外から人が集う交流拠点となる。

 市の担当者が球場の設備やナイター照明、隣接する屋内練習場などについて説明した。球場は両翼100メートル、中堅122メートルで観客定員は2万人。選手と同じ目線で観戦できるフィールドシート326席、車いす用100席も備える。建設事業費は約82億円。

 4月1、2日は無料開放し、高校野球の花巻東と早稲田実業(東京)、盛岡大付と八戸学院光星(青森)の記念試合を行う。県営、市営両球場の伝統を引き継ぐ継承式など多彩な催しを計画する。5月16日にはプロ野球1軍戦の楽天-ソフトバンク、6月28日に巨人-ヤクルトが予定される。

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