0001風吹けば名無し
2023/03/20(月) 10:00:46.32ID:dgWkm3cFrhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3af0584ba87a81374988a1305f198abf763aa97d
声優・アーティストの上坂すみれが3月18日、3月19日に立川ステージガーデンで『SUMIRE UESAKA LIVE 2023 TALES OF SUMIPE 運命の書/同人の書』を開催した。アーティストデビュー10周年を迎えて初のライブとなった本公演は、上坂すみれのライブとしては約4年ぶりに声出しが解禁された。2日目となる「同人の書」では、上坂すみれのアーティスト活動の歴史を存分に感じることができる珠玉の楽曲たちが披露されることとなった。以下、2日目に行われた『SUMIRE UESAKA LIVE 2023 TALES OF SUMIPE 同人の書』オフィシャルライブレポート。
ステージ中央に上坂のシンボルマークである星をかたどった“革ブロマーク”が高々と掲げられる中、インスト曲「趣味者のテーマ~underground heaven!!」のギターサウンドとともに会場に響き渡ったのは、プロレス実況 さながらの魂を揺さぶられるような呼び込み。務めたのは、数々の格闘技にて名実況を生み出してきた清野茂樹氏。「ライブ」×「呼び込み」という驚きの演出に会場のボルテージが一気に高まる。存分に煽られた後、パステルカラーの衣装を身にまとい登場した上坂は、勢いそのまま昨年10月に発売した 5th アルバム『ANTHOLOGY & DESTINY』のリード曲である「筐体哀歌」を熱唱。激しいロックチューンでライブの幕開けを堂々飾る。かと思え ば、独特なコールでファンの心をつかんで離さない電波ソング「♡をつければかわいかろう」で鮮やかなギャッ プを見せつつ、ファンからのコールを煽り、「みんな会いたかったよ! ありがとう!」と上坂からもレスポンスを返す。
MCでは「元気過ぎじゃない!? みんなが動いて喋ってる、同志(=ファン)は実在したね! ありがとう!ようこそお越しくださいました!」と元気よく挨拶。「声出しが解禁されたから、自分の盛り上がれる範囲で盛り上が っていただいて...」と 4 年ぶりのファンによる声出し解禁の話題や、ステージセットが前日と代わりアンソロジ ーにあわせた本棚に変わっていることに触れる。「今日はお腹が空くセットリストだから! いっぱい汗かいても らっても良いですか!」の掛け声とともに会場の一体感が強まったことを確認し次の曲へ。
続いて披露されたのは「Inner Urge」や「げんし、女子は、たいようだった。」といった個性豊かなリズムと振り 付けで上坂のアーティスト性を確立させた代表的な楽曲たち。アーティスト駆け出しのころのウィットに富んだ 曲たちに同志も思い思いの楽しみ方で盛り上がる。
中盤には純白のロリータ服で軽やかな足取りにて登場。上坂の音楽のルーツである 80‘s シティポップゾーンで は「海風のモノローグ」、「City Angel」を伸びやかな声で歌い上げる。 「Car♡Wash♡Girl」、「よっぱらっぴ☆」、「ウエサカダイナミック」で同志達とのつながりをどんどん深めていく。 コールや振り付けなどファンと共にライブを作り上げていくスタイルこそ上坂すみれのライブの魅力の一つで あるといえるだろう。
後半、エメラルドグリーンのファンタジー風衣装に着替えてからは怒涛のハイテンポ曲が続く。最新曲「LOVE CRAZY」を皮切りに高速節が光る「パララックス・ビュー」、ユーロビート調の「来たれ!暁の同志」といった初 期の上坂を支えた楽曲も飛び出し、会場は今日一の盛り上がりを見せる。新旧交えたセットリスト構成にファン の声援が天井知らずに上がっていく。
「終盤に差し掛かってきたところでメンバー紹介のお時間です!」の呼びかけとともに、バンドメンバーの紹介 パートへ。バンドの前奏の後に上坂が各々に一言ずつ問いかける。そのユニークな言葉のかけあいで会場が笑い に包まれるのも、上坂のライブならではの光景だ。
上坂をアーティストとして不動の地位に押し上げた楽曲と言って差し支えない「POP TEAM EPIC」、「EASY LOVE」 がテンポよく繰り出され、会場のボルテージは最高潮に。まさにこの 4 年間の思いが堰を切ったように観客から声として溢れ出す。デビュー初期から大切に歌い続けてきた「革命的ブロードウェイ主義者同盟」を歌い上げ、お馴染みの掛け声とともに本編は一旦終了。
アンコールではライブTシャツをアレンジした衣装で登場。ゲーム「マジデス壊魔法少女マジカルデストロイヤーズ」主題歌である「リベリオン」の初披露で幕を開ける。さらに 14th シングルの今秋発売10周年記念本の制作が発表され、10周年イヤーのさらなる展開に期待が高まる。