自転車は転倒した際、頭を強く打ちやすく、例年自転車死亡事故の多くは死因が頭部外傷となっている。
警察庁のまとめによると、2022年に自転車乗車中の事故で亡くなったのは全国で336人。
ヘルメットを着けていない人の致死率は着用者の2・6倍(22年)に上る。

 こうした現状を受けて4月1日、改正道路交通法が施行され、自転車利用者のヘルメット着用が全年齢で義務化される。

従来は対象が13歳未満だったが拡大する。
罰則規定のない「努力義務」だが、ヘルメット着用の有無で事故での致死率は大きく変わるため、着用率向上は急務だ。

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