https://news.yahoo.co.jp/articles/d355b1230c1af7cbef9f351789dda9ea49d71070
東京ドームの公式グッズショップの抽選に臨んだ20代男性ファンの証言だ。

 この20代男性ファンが引いたのは「400番」前後。当然、一番人気の大谷翔平のレプリカユニホームは売り切れだったものの、タオルは買うことができた。店員から「大谷選手の物はなかなか入荷しないから、この順番で買えたのはかなりラッキーです」と声を掛けられたという。

 まだ来日していなかった宮崎では残っていたヌートバーのグッズも人気。「大谷選手とヌートバー選手の物から売れていく」(前出の店員)そうだ。

 一方で4番・村上宗隆のユニホーム、Tシャツといった人気グッズが多く残っていたことに驚いたという。

 侍ジャパンが招集された2月の宮崎合宿時、村上グッズは飛ぶように売れ、品薄状態が続いていた。この頃は昨季史上最年少で三冠王に輝いた主砲への期待感が大きかったのだ。それが、フタを開けてみれば、4番に座った1次ラウンド4試合で14打数2安打、打率.143、7三振と苦しんだ。

 当初はメジャーリーガーで唯一、宮崎合宿から合流したダルビッシュ有が話題を独占したが、「400番」の段階で「結構残っていた」(前出のファン)というから意外だ。初登板となった10日の韓国戦で3回3失点と誤算だった投球が影響しているかもしれない。

 成績とグッズの売り上げは、リンクするーー。

「主砲」村上と「まとめ役」ダルビッシュは、球場外でも大谷とヌートバーに食われた格好である。