0001風吹けば名無し
2023/03/19(日) 05:22:53.43ID:Chth1ZjFM3年半ぶりに声出し応援が解禁となった東京Dがざわついた。初回終了後、先発の菅野からルーキーの船迫(ふなばさま)へ、投手交代のアナウンスが告げられた。エースがわずか21球で緊急降板。原監督は「ちょっと肘が張ったということです」と説明。続けて「私の中でも頭が痛いところ。信頼しながら放任しているわけだから、しっかり調整してくれているとこっちは思っているしね」と苦しい胸の内を明かした。
初回先頭の五十幡に二塁内野安打を許すと、盗塁で二塁へ進まれ、1死後には三盗と小林の悪送球の間にあっさり1点を失った。最少失点で切り抜けたものの、変化球中心の配球で本調子とはほど遠い出来。6回、80球をメドの予定だったが、初回終了後に自ら肘の不安を訴え、1回2安打1失点(自責0)で降板。その後はベンチに姿を現さなかった。直球の最速は144キロだった。
31日・中日戦の開幕投手の最有力候補だった。11日のオリックス戦(京セラD)では、開幕投手から13連勝を達成した20年のフォームに戻し、4回1安打無失点の好投。「当分はこれで行こうと思います」と試行錯誤していた投球フォームも結論が出た。首脳陣はグリフィンとの順序を変えて、開幕を2週間後に控えたこの日の登板を託したが、アクシデントに見舞われた。
阿波野投手チーフコーチは「ブルペンでは30球も投げていたし、練習の遠投も通常通りだった」と明かした上で、今後について「予定はある程度組んでいたけど、再考という形。考えていた部分は思い通りにいかないかもしれない。不安を払拭(ふっしょく)させるための登板も必要だし、その前にブルペンも必要になる」と話した。開幕まで2週間を切っていることを考えると「あそこに上がりたい」と本人が熱望していた球団最多9度目の開幕投手の座は厳しい状況となった。
今後はグリフィンやビーディ、WBCに出場している戸郷の状態を見ながら検討していくことになる。ただ指揮官は「まだ幸いに日にちがある。本人がどう考えて、しっかりしたモチベーションを持ち続けているか」と開幕ローテ入りには含みを持たせた。エースの状態が、チームを大きく左右する。
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