3/18(土) 8:36配信
東スポWEB

スコットランド・プレミアリーグで日本選手5人が所属するセルティックのアンジェ・ポステコグルー監督(57)が、再スタートする森保ジャパンへの不満を示唆した。

 同リーグ得点ランキングトップのFW古橋亨梧(28)、2月の月間MVPに選出されたMF旗手怜央(25)と、リーグ首位に立つクラブを支える2人が日本代表に不選出。すると、地元メディアは選考方針を疑問視し、森保一監督(54)が「リーグのレベル」と説明したことに猛反発するなど、スコットランドで物議を醸している。

 そんな中、英「スカイスポーツ」など各メディアによると、J1横浜Mやオーストラリア代表を率いていたポステコグルー監督が〝まな弟子〟の落選に言及。「2人はこれまで以上に良いプレーをしているし、選ばれなかったのは残念だ」とし、「来週、ここ(セルティック)に来ればトレーニングしている選手があまりいないことが分かるだろう。それは、選手たちが各国代表に招集されいるからだ」と発言し、主力選手の〝落選〟に皮肉を込めた。

 さらにセルティックの指揮官は「スコットランドを離れて世界最大のリーグに行き、良い成績を残している選手はたくさんいる。国際レベルで活躍する選手もたくさんいる。5大リーグから来てスコットランドで苦戦している選手もいる」と指摘。同リーグを〝見下した〟森保監督に〝反論〟した格好だ。

 セルティックからはFW前田大然(25)が日本代表に選出されており、森保監督が同リーグを軽視したわけではないだろうが、2人の落選はスコットランド大きな波紋を広げているのは間違いないようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb31f3c87b4c32f0c7f89d264e637ebbe231aa41