日本旅行需要が急増する中、現地はもちろん、国内でも効果の良い風邪薬で有名な「パブロンゴールドA」に麻薬成分が含まれている事実が明らかになった。
風邪薬を通じて服用するのはごくわずかであるが、過度に頻繁に服用するのは警戒しなければならないという指摘が出ている。
最近、台湾メディアETtodayらが報道したところによると、日本医薬品「パブロンゴールドA」には麻薬成分である「ジヒドロコデイン」成分が含まれている。
これはアヘン鎮痛剤で、欧州医薬品庁(EMA)が2015年から12歳未満に対する使用禁止を勧告した成分だ。

パブロンゴールドAはジヒドロコデイン複合剤でも、他の成分と混合されている「限外麻薬」でもある。
限外麻薬は麻薬成分が含まれているが、これを抽出して新しい麻薬で製造することが不可能な薬物である。ジヒドロコデインが単剤であれば麻薬類に分類される。

パブロンゴールドAは韓国で医師の処方なしに購入できない専門医薬品であるのに対し、日本では簡単に購入できる一般医薬品である。
ただし、日本でも12歳未満の小児には使用しない薬品であり、12~14歳では1回に1錠使用に制限する。

最近日本に向かう韓国人旅行客数が急増し、旅行関連コミュニティなどでもパブロンゴールドAがしばしば言及されているが、注意事項が日本語で表記されており、子供に与えるリスクがある。

薬を服用したときに発生する可能性のある副作用の中で最も深刻なのは呼吸困難である。特に肺疾患などの呼吸器の健康に異常がある18歳未満の患者は、さらに注意しなければならない。
咳を抑制する作用が一部の患者では呼吸抑制につながる可能性がある。

国内では食品医薬品安全処が12歳未満の小児、18歳未満の肥満患者、または閉塞性睡眠時無呼吸症候群、重症肺疾患などの患者にジヒドロコデイン投与を制限している

https://v.daum.net/v/20230318110300735