韓国では野球人気そのものが急速に低下している。2022年のプロ10球団の総入場客数は計607万人で、
17年の計840万人から30%近く減っている。世論調査会社が昨シーズン開幕前に行った調査では、
プロ野球への関心が「全くない」との回答が最多の44%を占めた。

 日本の大谷翔平選手のような新しいスターの不在や、国際大会での不振、選手の不祥事などが
要因だと指摘されている。韓国プロ野球の総裁は「プロ野球は今、生きるか死ぬかの瀬戸際にある」と語っている。