新生DCユニバース(DCU)の幕開けを飾るスーパーマン新作映画『スーパーマン:レガシー(原題) / Superman: Legacy』の監督に、DCスタジオ共同CEOで同作の脚本を執筆するジェームズ・ガンが就任した。現地時間15日、ガン監督が自身のInstagramなどで発表した。

スーパーマンのオリジンを描かず、クリプトン人のレガシーと人間クラーク・ケントの生い立ちの調和に焦点を当てた本作。過去のDCユニバースでスーパーマンを演じていたヘンリー・カヴィルは続投せず、新たに俳優がキャスティングされる。

メガホンを取るにあたって、ガン監督は自身のSNSで就任までの経緯をつづっている。数年前にオファーが届いた際は「NO」と断っていたそうだが、本作で語りたいテーマの道筋を見出すと、すぐに脚本執筆に取り掛かったという。「この脚本を愛しているし、この冒険を始めることにすごくワクワクしています」とガン監督は期待を寄せた。

 『スーパーマン:レガシー(原題)』は2025年7月11日全米公開。ちなみに、公開当日はガン監督の亡き父の誕生日だといい「私の兄は、公開日を見て涙を流していました。『弟よ、この日は父の誕生日だ』と言われるまで、私は気がつきませんでした」と裏話を明かしている。

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