さまざまなデータや分析環境を提供しているSensor Towerによれば,KONAMIが2022年1月から配信中のモバイル版「遊戯王 マスターデュエル」(iOS / Android)は,世界における2022年の収益が1.3億ドル(約177億円)を突破し,モバイルカードゲームで収益1位となった。

本作は,「遊戯王OCG」をオンラインで遊べるデジタルカードゲームだ。PC/コンシューマ版もリリースされているが,本記事はモバイル版についての内容だ。

 Sensor Towerのデータによると,本作の世界における2022年の収益は1.3億ドル(約177億円)以上となっている。市場別の収益シェアは,1位が日本で77%,2位がアメリカで11%,3位が韓国で6%だ。トップ10にはドイツ,イギリス,フランスなども入っており,ヨーロッパ市場でも一定の支持を得ているようだ。

同期間では,世界のモバイルカードゲームにおいて,本作は収益1位を記録した。日本市場に限定した場合でも1位で,2位の「シャドウバース」とは2倍以上の差がついている。

 また,本作は全市場共通で25~34歳のユーザー層に最も支持されている。市場を比較すると,アメリカでは18~24歳の層が強く,韓国では45~54歳の層が強いというがある。

https://www.4gamer.net/games/585/G058549/20230310003/