0001風吹けば名無し
2023/03/11(土) 14:23:05.45ID:aJOtfdYw0元官僚「供給減政策を行わずに放置して価格が下落すると経営体は十分な収益を得られず撤退が増えるのではないでしょうか」
研究者「価格が下落しても生産コストを下げる努力で補うべき、そもそも国民の食料供給確保の役に立たない農業経営体など役に立たず不要なのだから勝手に撤退すればいい」
元官僚「農業は新規参入の利益が低いために新規参入が活発ではなく、特に中山間地域では一度撤退すると新規参入者が現れず荒廃農地が増えますます参入の利益が減少するというのが実情のようですが」
研究者「それなら供給減政策など行わずに所得保障により撤退を防げばいい」
元官僚「所得保障をすればもはや経営努力は不要であり品質が著しく低下すると思われます」
研究者「そもそも最低輸入量規制があるからといって乳牛を殺処分するのはおかしい、乳牛を殺処分するくらいなら輸入量を減らせ」
元官僚「海外からの輸入量を一定以上確保することと引き換えに日本の工業製品への関税措置をしないことになっています、約束を反故にすれば外貨獲得が困難になります」
研究者「外貨獲得という目先の利益のために貴重な農業資源を放棄せざるを得ないのは農業の自主権の喪失だ」
元官僚「むしろ長期的な交易関係の維持では」
研究者「とにかく食料自給率を上げなければならないのに供給減政策が足を引っ張っている、供給減にインセンティブを与えては増えるものも増えない」
元官僚「供給制御をやめて価格下落により収益が低下し経営体が撤退すれば不可逆的に供給が減りますよ」