0001風吹けば名無し
2023/02/22(水) 08:00:43.36ID:8XGFO/5fd年次教書演説は年に1度、議会など国内向けに内政・外交の施政方針を表明する。昨年は実施せず、ロシアによるウクライナ侵略以降では初めてとなる。
プーチン氏は演説で、新STARTについて、「ロシアは参加を一時停止していると表明せざるを得ない。脱退ではなく停止だ」と履行停止を表明し、「米国が実験を行えば、我々も行うことになるだろう」と述べ、核実験再開の可能性にも言及した。履行の再開にあたっては、「核を保有するフランスや英国といった北大西洋条約機構(NATO)加盟国の攻撃能力を考慮する必要がある」と述べた。
新STARTの後継枠組みを巡る協議は停止状態が続いており、米露間で唯一存続する核軍縮枠組みが消滅する可能性が出てきた。
ウクライナ侵略について、プーチン氏は「米欧諸国が戦争を始め、我々は停止するため武力を使っている」と主張し、「直面する課題を慎重かつ徹底的に解決していく」と戦闘を継続していく意向を強調した。「戦場でロシアを打ち負かすのは不可能だ」とも述べたが、具体的な戦果について言及することはなかった。