0001風吹けば名無し
2023/02/19(日) 03:05:18.41ID:rhn8hteE0トルコもロシアの「制裁回避」ビジネスの現場の一つだ。イスタンブールの子供服店で、品物を見るサイダ・カドイロワさん。ここで仕入れた商品をロシアに送り、ネットで販売する。
スマホや自動車、高級ブランド品など正規ルートの輸入が激減した一方、「並行輸入」が存在感を増しているためだ。大手企業や個人が次々にこうした輸入ビジネスに参入し、ロシア政府も法整備で後押しする。いったい並行輸入とはどんな仕組みなのだろうか。
今年1月、モスクワにある複数の正規の自動車販売店を訪ねると、日産自動車や独ポルシェ、独BMWなど、多くの新車が並んでいた。
欧州や中東、アジアなど各国から「並行輸入」した車だ。アラビア語のステッカーがある車もあった。
通常、正規販売店はメーカーと契約して供給を受けるが、ロシアによるウクライナ侵攻後、欧米や日本の自動車メーカーはロシアでの販売を取りやめた。
そこで外国の「仲介企業」に購入してもらい、そこからロシアに仕入れるのが「並行輸入」だ。ロシア政府も侵攻後、並行輸入が可能な96品目のリストをつくるなど、法整備を進めて後押しする。
やはりロシアで販売停止したiPhoneも、いまも大手ショップに豊富に並ぶ。ロシア郵便は外国企業と提携し、欧米からネットで購入できるサイトを設けた。
「バイエル」と呼ばれる個人の仕入れ屋もいる。トルコや中国、ドバイなどを拠点に商品を購入し、ロシアに送る。スマホや高級ブランド品、薬など、専門分野を持つバイエルも多く、トルコで取材すると、制裁で活況となったと語る仕入れ屋もいた。
トルコでは、ロシアで人気があるダイソンのドライヤーが品切れになったという。
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