千葉県船橋市のコンビニ店で、21歳の男が37歳の男性を殴って失神させたうえ、現金11万円を奪ったとして逮捕されました。「トイレが長く、頭にきた」などと話しているということです。

 18日午前0時半すぎ、船橋市前原西のコンビニ店で、男がトイレの順番待ちを待っていました。トイレは会社員の男性が使用していて、長く待たされたことに腹を立てた男はトイレから出てきた男性を店の外に連れ出すと、顔を殴ったり蹴ったりして男性を失神させました。

 さらに男は男性の財布から現金11万円を奪うと、男性の頭を蹴り飛ばしてその場からいなくなりました。

 目撃者が「男性が鼻血を出しており、知らない人に殴られたと言っている」と通報し、事件が発覚しました。

 駆け付けた警察官が現場付近の防犯カメラなどを調べたところ、近くで犯人と似た男を見つけて逮捕しました。

 男は、とび職の馬場隼虎容疑者で、警察の調べに対し、「お金を奪うために暴力をふるったわけではありません」と容疑を一部否認しています。

 殴られた男性は全治不詳の顔面打撲や唇を切るなどのけがをしました。

 警察は、馬場容疑者が現金を奪った理由などを調べています。
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