ロシア兵「何だあのイカれ野郎!?」中世フルアーマーワイ「…」ガチャッ
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白馬を降り、ロシア兵の隊列に歩み寄る銀の甲冑姿のワイ
上官「撃て」
ロシア兵「了解!」ジャキッ!
ズガガガガガタタタタタタタババババハダダダトトトトトトトッ!!!!!
カンカンカンカンカンキンキンキンクゥワンクゥワンクゥワンコンコンカンカンカンカン!!!!!
銃弾を跳ね返す金属音
ロシア兵「バカな!なぜ!?」
ワイは長槍を高々と振りかぶり、隊列目がけて投げつける
「「「ぐわあぁぁぁっ!!!」」」
最前列から3列目までの兵の身体が一投で貫かれる
背負ったソードを空いた右手で抜きつつ左手でダガーを投げ続け、さらに間合いを詰めていくワイ
長短の剣が戦場を紅に染め上げた時、人の姿を留めていたのは息を荒らげ膝を着くロシア兵ただ独りだった
兵士「ハァッ、ハァッハッ、あっ、わっ、わァッ…」
ワイ「戻って君達の大統領に伝えて欲しい、『真の"ジャベリン"が見たくば"ここ"にお越し頂きたい』と」 ロシア兵「ハインドだ!」「大統領専用機のマークが付いてるぞ!」
操縦席を降りてロシア将兵のもとに歩み寄るワイ
兵士「「「プーチン大統領!?」」」
ワイ「今日まで祖国のために奮闘してくれた同志諸君に感謝する」
ワイ「直ちに全軍撤退だ」
!!?
指揮官「8時間前の総司令部からの命令と齟齬があります、念のためクレムリンに確認させて頂k」
ワイ「…少将、君を解任する」
指揮官「なっ何と!?」
ワイ「私が総指揮官であると理解するまでシベリアの"駐屯地"に勤務してもらおう」
「あッ、あぁっ、わあッ…!」屈強な憲兵2人に両脇を抱えられていく指揮官
ワイ「日の出までに陣を完全に引き払え!明日からはみな家族や恋人と過ごすがいい!」
将兵「「「うおぉぉぉおおおッッッ!!!」」」
彼らが押し殺していた厭戦気分は歓喜の渦に変わった
「ウラァァァァッ!」「スパシーバ!」「ハラショォォォッ!」「プーチン!プーチン!プーチン!プーチン!」
鳴りやまぬコールに手を振りながらヘリを離陸させるワイ
バラバラバラバラ…
ペリッ…ベリベリベリッ…ガバッ!
ワイはラバーマスクを引き剥がすと、プーチンとは似ても似つかぬ平凡な容姿の日本人に戻っていた
「クッ…ククッ…ハッ、女ひとり騙す方が難しいじゃないか」
"ハインド"は昇りかけた朝日を背に飛び去っていった ロシア兵「サムライ!?、撃ち殺せ!」
剣豪ワイ「ふん…」チャキッ
凄腕ロシア兵スナイパー「捕虜として捉えますか?」
上官「必要ない。撃て。」
スナイパー「了解。」
ボッッッッッッ…!
対物ライフルによって巻あがった砂埃が晴れる
スナイパー「о мой Бог…(なんてことだ)」
上官「対物ライフルの弾丸を棒キレで切っただと…鉄板ですら貫くぞ!?」
スナイパー「棒キレじゃねぇ…ありゃサムライソードです…(ニィ」
戦国より黄泉帰った剣豪ワイ「天寿果たして百十数余り、未だ好敵手現れず…」
「────これが最期の国盗り戦よ。」
未知との邂逅に勇み立つ鼓動
「退屈」が終わる…そんな気がした。
…それは彼(スナイパー)も同じであった。
https://i.imgur.com/L7Ge5Fm.jpg ラバーマスクワイ好きやが単独でスレ立ったの見た事ない フルアーマー着ながらナイフ投げとか小賢しい戦法してくるやつあんまいないだろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています