ユーチューバーとしても活動するコミック系バンド「夕闇に誘いし漆黒の天使達」が〝ワンオペうどん店〟を酷評し、大炎上した。
 問題となったのは、昨年10月に投稿した動画。80代女性が1人で切り盛りするうどん店にグループで行き、それぞれ違うメニューを注文。店主は出来上がりに時間がかかることを伝えた上で提供した。

 店内では普通に食事したメンバーだが、店をあとにした途端、悪態を連発。「(料理が出るまで)長かったね~」「急ぐ気がなかったのが腹立ちましたね」「客の質が悪かった」「飲食の権利ない」などと言いたい放題。これに批判が殺到し、メンバーは9日に謝罪動画をアップし、当面の間、ユーチューブ動画の投稿を休止すると発表した。

 このほか、グループがレギュラー出演していたFm yokohamaの「めっちゃラジオ」は4日の放送をもって打ち切られた。

「夕闇に誘いし漆黒の天使達」が批判されるのは当然として、今回考えさせられたのが、うどん店の80代店主はSNSをやらないため、騒動自体を全く知らなかったことだ。

 店主は一部女性誌の取材に「私はインターネットをやっていませんし、私の耳に直接入るわけじゃないので構いません」と回答。裏を返せば、取材されなければ、騒動とは無縁の生活を送っていたに違いない。

 ユーチューバーのシバターは9日、自身のユーチューブで「おばあちゃんはインターネットをやっていないから、嫌な気持ちにもならないし、全く傷付いていない。何の損もしていなかった」と見解。