コスタリカでも気球 中国が「遺憾」表明

 【サンパウロ時事】中米コスタリカの外務省は6日、同国領空を先週、所属・用途不明の気球が通過し、中国外務省から自国のものだとして「遺憾の意」が示されたと明らかにした。

 南北米大陸の各地では最近、中国気球が相次いで目撃されており、「偵察用」と断定した米政府は4日、ミサイルで撃墜していた。

 コスタリカ政府によると、中国側は「気象学など科学研究用の民間の気球」がコスタリカ上空を通過したと説明。「計画航路をそれてコスタリカに入った。どの国の脅威にもならない」と釈明した。コスタリカ側は中国の主張を受け入れたという。

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