コンドームの使用と中絶を禁止にしていた国
・出生率は増え栄えた

欧州では1960年に少子化問題となったが、多くの国々はそのような少子化問題に対して出産支援金や教育機関の拡充なので対応してきたが非効率でその場凌ぎで税金の無駄遣いであった。

しかし、とある国だけはそういった政策ではなく全く違う政策を打ち出した。その国とはルーマニアである。

ニコラエ・チャウシェスクが打ち出した少子化対策の政策は、コンドームの使用と中絶を禁止した。これを破ると死刑になったり重罪になるという。

更に世帯ごとに子供を4人産むことを義務とし、妻の排卵日にあわせて性交しなければ巨額な罰金が課せられたり刑務所行きとなる。
この女性の生理周期は警察が取り締まっており、定期的に職場を巡回して妊娠検査をするほどだった。国民は合理的な判断だ、ありがたいと従った

45歳までの女性は4人産まなくてはならず、中絶は禁止、14歳や15歳の中学生の出産も歓迎され子作りに励んだ。コンドームは使用禁止というより、国内で販売を禁止になった。

この政策のおかげで、出生率は1.9人から3.66人と2倍近くに上昇した。
かくしてニコラエ・チャウシェスクはルーマニアの父と呼ばれ英雄視された