診療時間は終わっていた。クリニックの処置室にいるのは、男性医師と20代の女性患者のみ。全身麻酔を打たれた影響で、女性に意識はない。男性は動けない女性の衣服を脱がし、性的な行為を繰り返したーー。

警視庁捜査1課は、10月13日に準強制性交と準強制わいせつの疑いで元外科医の竹沢章一容疑者(43)を逮捕した。自身が院長を勤めていた東京都江戸川区内の美容クリニックで、眠っていた女性患者Aさんへ性的暴行を加えたとされる。

竹沢容疑者の犯行が明らかになったのは、今回が初めてではない、逮捕されたのは実に4回目。患者だけでなく、クリニックの女性スタッフも被害にあっている。
竹沢容疑者は、女性に性的暴行を加えている様子をスマートフォンなどの動画に収めていた。わいせつな行為を受けた女性は10人以上。冒頭で紹介した患者Aさんへの犯行は、クリニックに残されたカルテと動画の撮影日時を照らし合わせ発覚した。

医師としての知識を悪用し、患者や女性スタッフを陵辱し続けた竹沢容疑者。警察の調べに対し、犯行動機について次のような呆れた供述をしているという。

「当時はつき合っていた彼女と別れ、精神状態がおかしかったため犯行に及んでしまいました。女性たちに性的暴行を加えたことは間違いありません」
https://pbs.twimg.com/media/FWquw7JakAEeuoK?format=jpg

竹沢容疑者には、まだまだ余罪があるとみられる。