台湾衛生福利部食品薬物管理署(食薬署、TFDA)は17日、通関検査で不合格となった輸入製品10件を公開。
残留農薬検査の結果、韓国の食品大手農心の「辛ラーメンブラック 豆腐キムチ」のスープから基準値を超える酸化エチレン(エチレンオキシド)が検出され、1000ケース・1128キログラムを返送・廃棄したと説明した。

殺菌の用途に使われる酸化エチレンは、世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)が発がん性物質に分類している。

食薬署は、昨年から今月17日までに酸化エチレンが検出されたラーメン製品が韓国3件、日本7件、インドネシア13件、フィリピン2件、ベトナム7件の計32件に上ると発表したという。
https://www.recordchina.co.jp/b907868-s39-c30-d0191.html