0001風吹けば名無し
2023/01/26(木) 12:52:07.04ID:kdGpDtUUr25日、こう言って頬を緩ませたのは宮城野部屋の落合(19)だ。この日、日本相撲協会の番付編成会議で、昨年12月入門から史上最速となる所要1場所での十両昇進が決定。元横綱・白鵬の宮城野親方と会見に臨んだ落合に、スポーツメディアは「令和の怪物」と大騒ぎである。
落合は150キロの巨体ながら、50メートルを6秒台で走るという。中学3年時から宮城野部屋へ入門するまで通いつめていたトレーニングジム「S-BODY GYM」の岸本拓郎代表が言う。
「十両昇進は彼にとって通過点。プロや横綱になりたいなんてことは言わず、『史上最強の横綱になる』と、ことあるごとに言っていた。キツいトレーニングをしても苦しそうな様子はなく、むしろ楽しんでいた。たしか、スクワットは220キロ、デッドリフトは240キロを持ち上げていました。彼の周囲80センチ超の太ももを見ればわかりますが、上質な筋肉の塊です」
以前、大谷翔平がSNSで225キロをデッドリフトする動画を投稿し、世界中から驚きの声が寄せられたが、それを超える数字だ。
「フィジカルの強さだけじゃありません」と言うのは、鳥取城北高相撲部の井上俊男監督だ。
「非常に研究熱心で、取組の動画を撮ってくれと頼まれたのは長い指導歴の中で落合が初めてでした。練習が終わると、『今日はどうでしたか』『ここを変えたいから、アドバイスをください』などと、すごく細かく聞いてくる。私だけでなく、稽古を見に来たOBにまで尋ねていたくらいです。そうした真摯な姿勢は後輩の良い手本になっていました」