このおじいさんからあなたは何を感じ取りましたか?
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長寿の象徴であるカタツムリに白髪の老人、時刻は日暮ごろ
これらからこの絵の主題が人生、中でも臨終をテーマにしたものであることが推測できる
老人が死や不吉を意味する左手を命の象徴ともいえるランプにかざしている
きっと死を悟っているのだろう
しかしその左を見てみなさい
カタツムリは右(正の方向)をむいている
老人も何やら微笑ましい笑みを浮かべとても穏やかな顔だ
この絵のテーマは死、しかしその死は決して悲しいものではなく
むしろ幸福に満ち足りた喜ぶべきものなのかもしれない
「生が神によって与えられた喜ぶべきものなら死も同じように喜ぶべきである」
これは古来からキリスト教圏で伝承されてきた教えだが
きっと作者も死をそのように解釈しているのではなかろうか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています