なんJ連続小説 まん毛ファイターボボ！！第六話「恋の嵐！学園編開幕！！」
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「じゃかましいわごらぁぁぁぁあああああああ！！！」
ボボとフクロウの謙末は近所のスーパーにやって来た。
他愛もない話をしながら店に入るといきなり罵声が聞こえてきた。
どうやらおっさんがマスクの着用を店員に促され、激昂したらしい。
近くでは年配の女が必死で男を止めようとしている、どうやら夫婦のようだ。
「俺ちょっと言ってくるわ」
ボボが言った。
「おう言ってこい言ってこい！」
謙末が返す。
ボボは普段どのような店でも店員に対して横柄な態度をとり、気に食わない事があるとレジや机をバンバン叩いて威嚇する。
店員が半泣き状態になるのが堪らなく、好きだ。
だが他人が同じような事をしているのは何故か許せない。
自分が一番で、ありたいのだ。 ボボはおっさんに近づくと体を左右に揺らしだし歌を歌い始めた。
「あ、障害者♪あ、障害者♪」
ボボの得意技、ガイガイダンスだ。
ボボは自分が手帳持ちなことを棚にあげ、おどけた表情を浮かべながら周囲を踊り回る。
これをされた人間は今まで百発百中で怒り狂っている。
おっさんもまた、その一人になった。
「お…おまえなん言うたコラァァァァアアアアアア！！！」
自分より明らかに弱そうな上に連れも居るボボ、全く怯むことはない。
「障害者やろがゴラァァァァアアアア！！！目くらにしたるからこいやおらぁぁぁぁああああああああ！！！」
「ウギィヤァァアアアアアアアアアア！！！」
おっさんは怒り狂い変な奇声をあげる。 「ええ加減にせえ！！警察呼ぶぞ！！」
店長らしき人物も叫ぶ。
店は大混乱。
だがボボの住む愛知では特に珍しくもないため客達はスマホを向けながら爆笑。
こども達も手を叩きながら喜んでいた。
おっさんは泣きそうな顔をした嫁に引き連れられムーンウォークで店をあとにした。
「あいつやりやがったｗｗｗ」
フクロウの謙末も誇らしげだ。
「ほわほわほわほわ花子さ～ん♪ほわほわほわほわ花子さ～ん♪」
ボボは勝ち誇った顔をしながら、懐かしいアニメの歌を歌っている。
尻を振りながら歌っている。
スマホを向けている客達へのサービスタイムだ。
翌日この動画はTwitterに投稿された。
少しだけ、バズった。
終
次回第七話「日本赤軍復活」は来週頃の更新を予定しています。 https://novel18.syosetu.com/n4142ia/
ちな過去回はなろうのノクターンで読めるからな
これからもボボの大冒険は続く >>10
正直それは認めてる。
努力して少しでも認めてもらえるようにする。
約束する >>12
今日は反応もらえたから癇癪起こさなかったわ
ちょっとでも反応してもらえなかったら頭わぁぁぁあなってキチガイみたいになるんや
まあキチガイなんやけど >>14
愛知に居たときの色々な体験談が創作のヒントになってるわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
