ただでさえ自分が不快な存在なんだって
気付くのに時間がかかった。


─────────────────────────────それでも



のうのうと飯を食い、快楽を貪り、寝るだけ寝て、聞きかじった知識だけで人と会話する日々を送っている。


──────────消えたほうがいいのか。──────


答えは出ない。何回自問自答を繰り返しても。