先月、アメリカ中西部イリノイ州の連邦地裁に提出された訴状によりますと、原告はドイツ系ユダヤ人銀行家の遺族で相続人の3人で、1934年にナチス・ドイツによる迫害で「ひまわり」を強制的に売却させられたとしています。

3人は「ナチスにより奪われた作品だと知りながら購入し、商業的な利益を不当に得ていた」などとして、絵画の返還と、損害賠償としておよそ7億5000万ドル、日本円でおよそ1000億円の支払いを求めています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230107/k10013943751000.html