シャミ子「桃ぉ、これはどうやって開けるんですか?」グイグイ
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シャミ子「お腹が空いてたのに…ぐしゃぐしゃになっちゃいました…」
桃「うわ… シャミ子、もしかして開け方知らない?」
シャミ子「何か特別な手順があるんですか?」 桃「これはまず真ん中のビニールを…こう1周捲ってから左右を掴んで引っ張れば…はい出来上がり」
シャミ子「はぇー!? 綺麗なおにぎりが!?手品ですか!?」
桃「そんなに凄いかな」
シャミ子「お海苔のパリパリ感が残ってる!!コンビニのおにぎりも美味しいですね♪」
桃「そっか、吉田家は普段こう言うもの買わなそうだもんね」
シャミ子「♪」モッチャモッチャ
桃「それ食べたら遊びに行こうか」 シャミ子「私ボーリングって初めてやります」
桃「ルール分かる?」
シャミ子「ば、ばかにするなー!ボールを転がしてなんか棒みたいなヤツを倒す遊びですよね」
桃「…まぁ大体あってる」
シャミ子「ふふん♪」
桃「ボールは…そうだな。この6ポンドくらいがいいんじゃない?」ポイッ
シャミ子「ぬわぁぁぁぁ!!いきなり危ないじゃないですかー!!しかも重い…!!」 桃「それでも重いんだ。あっちにあるボールの方が良いかな」
シャミ子「キッズ用って看板がありますけど…?」
桃「6で無理なら仕方がないよ。それにシャミ子のおてて小さいし、キッズ用の指穴でも入るでしょ」
シャミ子「うーん…うーーーん……やっぱり6で大丈夫です…」
桃「今日のシャミ子は頑張り屋さんだね」 ガコーン
桃「1本残っちゃったか。…と、まぁこんな感じ」
シャミ子「桃の投球かっこいい!」
桃「さ、次はシャミ子の番だよ」
シャミ子「やっちゃります!まぞくが全消しする姿を見ておれー!」
桃「全消しじゃなくてストライクって言うんだよ。パズルゲームじゃないんだから」
シャミ子「よい…しょっと…ふんぬらばぁぁぁー!!」スコーン
桃「あっ!!!」 桃「シャミ子!おばか!」ペシッ
シャミ子「痛ぁ!?いきなり何をするんです!?」
桃「こっちに投げるの!そっちは隣のお客さんのレーンでしょ!」
シャミ子「えぇ!?てっきり2番目の人はそっちに投げるものだとばかり…!!」
桃「あぁ、すみません…この子ボーリング初めてで…本当にごめんなさい…」ペコペコ
シャミ子「はぅぅ…ごめんなさいでしたぁ…!!」ペコペコ 桃「まったく…お隣さんが優しい老夫婦でよかったよ」
シャミ子「ごめんなさい…」
桃「人によってはシャミ子がボール代わりに投げられてたかも知れないよ」
シャミ子「えぇ!?ボーリング場…おそろしい所です…」
桃「…あのお婆さん"デートかい?"って笑ってたね」
シャミ子「んなっ!?…今日は…決してそう言うのでは…ない…ぞ///」
桃「悪い気はしなかったけどね…」 桃「あ、もうこんな時間か。今日は身体を動かしたからお腹空いたんじゃない?」
シャミ子「そうですね。暗くなる前に帰りましょうか」
桃「今夜は何を作ってくれるの?」
シャミ子「んなっ!?私は飯炊き女ではない!!でも何が食べたいですか!!」
桃「そうだなー…シャミ子のオリジナルメニューがいいな」
シャミ子「お、オリジナル!?」 シャミ子「また難しい注文を…」
桃「今夜はがっつりメニューがいいかな」
シャミ子「うーん…チャーハンにトンカツをトッピングして…更にカレーをかける…なんてどうです?」
桃「うん。いいね。(それはオリジナルと呼べるのかな…)」
シャミ子「決まりですね。足りない食材を買って帰りましょうか♪」
桃「うん。あ、そうだ。ちょっとミカンに電話してくる」 桃「…あ、もしもし。ミカン?」
桃「うん、「また」なんだ。今日は朝から夕方まで良いシーンが沢山撮れてね…」
桃「帰ったらすぐに編集を始めたいから、私のPCとツールを立ち上げておいてもらえる?」
桃「うん。お願い。今回のはかなり伸びると思うよ。100万回再生は堅いんじゃないかなー」
桃「うん。多分気付いてないと思う。詳しくは後で話すよ。ん。じゃ、また後で」ピッ 桃「おまたせ」
シャミ子「いえいえ。それじゃ行きましょうか」
桃「(うーん…シーン毎に動画を分けてアップするのもアリかな…)」
シャミ子「?」
桃「(とりあえずコンビニおにぎり編は掴みとしては完璧だよね…)」
シャミ子「桃…?」
―――頑張れシャミ子。
見世物にされていると知っても泣くんじゃないぞ! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています