街の中小企業が集まる『新春のつどい』。皆さん、今年の景気をどう占うのでしょうか。

岸田総理が掲げた物価の上昇率を超える“賃上げ”の実現については、どう受け止めているのでしょうか。

シモヤマ・霜山秀昭社長(製造業):「なかなか原料が高くなり、材料が高くなり、非常に厳しい時代で、それに間に合う分の値上げ交渉ができないのが現状。やはり賃上げまでいかないのが現状じゃないですかね」

オフィスMINO・美野ひろ子社長(経営コンサル業):「弊社のクライアントや弊社含め、小規模事業者は賃上げに結びつくには、当然、プラスアルファがないとできない。街なかでは、なかなか厳しい」

創建・玉村秀樹社長(建設業):「調布の建設業でいうと、結構、売り上げは上がったと。ただ、利益は取れてないねと、300社ぐらいの会社の話。建設物価が高くなってきている。町場の建設会社は、客に転嫁しづらい。賃上げしていかないと若い世代は建設業になかなか来てもらえない。政府が言っているのに準じて、我々も意識を変えていかないと」