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【悲報】軽度知的障害のある男性、0.86cm長いはさみを車に置いただけで罰金10万円へ
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0001風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:45:19.56ID:hrhLlJMq0
「0.86センチ」の差で有罪「罰金10万円」 事務用はさみが車にあるのは「危険な犯行」? 大阪・銃刀法違反事件 〈dot.〉
12/28(水) 11:30配信
//news.yahoo.co.jp/articles/e047e54d4fa24482cd871646e5d13d8ec16eb29a?page=4



0.86センチーー。この長さが「天国」と「地獄」を分けた
「100均で買ったはさみを車にいれっぱなしにして、警察に摘発されて裁判になって有罪になるとは」
こう話すのは、軽い知的障害があり、障害者施設で働いている大阪府在住の40代の男性、Aさん。
ことの発端は、昨年11月27日深夜。Aさんはドライブに行こうと、自宅近くの府営駐車場に車をとめ、行き先を考えていた。そのとき、大阪府警八尾署の警官から職務質問を受け、車内からはさみが見つかった。

Aさんによると、購入商品のタグを切るために買ったもので、使い終わったら車のドアポケットに入れっぱなしにしていた。警官は、ノギス(物の幅や長さを正確に測るための工具)まで持ってきて、刃体の長さを詳細に計測し、8.86センチと計測。銃刀法で定める長さより0.86センチ長かった。

警官から任意同行を求められて取り調べを受けた。

警官は、任意提出させたはさみについて、

「鋼質性、鋭利性がある」

などと、Aさんの供述調書を作成。その後しばらく何の連絡もなかったが、約2カ月後の今年2月、八尾署から呼び出しを受け、府営駐車場などで現場確認をさせられた。検察にも出頭を求められ、検察調書を作り、銃刀法違反の罪で起訴された。
0002風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:45:40.74ID:hrhLlJMq0
【元東京地検検事の落合洋司弁護士「起訴猶予にすべき事件だった」】

元東京地検検事の落合洋司弁護士は、

「警察は職務質問で『はさみ所持の正当な理由がない』と検察に書類送検したのでしょう。検察は、簡易裁判所の事件なら、副検事、事務官が担当する。それで決裁をとり、検討を十分することもなく、どうせ認めるだろうとの予見で起訴したと思います」
 との見解を述べ、こう続けた。



「しかし、被告人に知的障害があり、違法性の認識が十分にあったかどうかわからない、実害もない、過去に犯罪行為もないというなら、起訴猶予にすべき事件ではなかったのか。そこに福祉が入ってAさんをケアすることこそが大事だった。たった0.86センチ長いはさみを持っていて、有罪で罰金刑というのは、社会通念からして違和感がある。検察には社会の常識を考慮して判断することが求められているはずだ」
0003風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:46:06.13ID:CpMjV4fKM
まぁ、ガイジならええやろ
0004風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:46:26.03ID:hrhLlJMq0
東大阪簡裁で7月、第1回公判が開かれた。
検察は冒頭陳述で、
「八尾署の職務質問ではさみを発見される1週間前、同じように堺市内でも警官に違法性を指摘されているが、車内に置き続けた」
と指摘し、有罪にすべきだと主張した。

一方、Aさんの代理人の弁護士は、はさみを車内に置いていた事実関係は認めた上で、
「堺市内のとき、警官は『危ないからはさみは車からおろすように』と言っただけ」
などと反論。
「刃体の長さは8センチより0.86センチ長いだけで、一般的な事務用のもの」
「違法である認識もなかった」
「Aさんに障害があることを、警察や検察は認識しながら、病状の照会もせず供述調書などにも、まったくそこに触れていない」

などと主張した。
0005風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:46:32.32ID:AT4r6JHo0
三笘かな?
0006風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:46:42.63ID:hrhLlJMq0
Aさんや弁護士が驚いたのは、警察や検察の供述調書だ。

「正当な理由なく刃物を持ち歩くと違法であることがわかっていた。そのようなニュースを見たこともあった」

「その上で理由なく刃物を持っていた」

「はさみが凶器であると理解していた」

「刃物を使って加害者になっていたかもしれない」

 などと書かれていたという。弁護士はこれについても、こう反論した。

「Aさんは、『起訴される』『裁判になる』という重大性も十分な理解もなかった。警察、検察の取り調べも怖くて、帰してもらえないと不安で『はい、はい』と言うがままに応じたんです。検察からAさんの供述調書が開示されると、言っていないことが書かれていました。『違法性を認識』なんて言葉が、Aさんから出るはずがないんです。Aさんは八尾署に連れていかれたときにも障害者手帳を所持しており、それを警官も確認している。犯罪性はなく、(0.86センチ長い)はさみ一つでなぜ裁判までするのか」
0007風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:46:56.17ID:hrhLlJMq0
Aさんは法廷で、八尾署の警官から職務質問を受けたことについて、

「動揺と混乱で……。法に触れるのかな、はさみってという感じだった。『8センチ(以上)あるから銃刀法違反』ってことを言われたので」

「聴取を受けて緊張して、『被疑者、被疑者』って言われたので何かすごく、心情的にしんどかった」

 などと述べた。

 また、Aさんと同じ障害者施設で仕事をしていた以前の同僚が証人として出廷した。

「施設に新車が納入されたので、『ならし運転でちょっと行ってきて』とAさんにお願いしたことがあったんです。するとAさんは、高速道路で名古屋まで行ってしまいました。また、みんなの昼ご飯を買ってきてと経費で決まった金額を説明しても、予算にないものを買ってきたりしてしまう。悪気などはないのですが、そういう知的障害の部分があるので、Aさんに二つ、三つといった複数の指示はしなくなりました」

 こうした証言などから、法廷でAさんの障害の程度が明らかになった。
0008風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:47:11.39ID:hrhLlJMq0
そして弁護側は、警察や検察の調書を不同意にして、捜査にあたった警官を証人として呼ぶように求めた。

すると検察は、大きな争点であったAさんの違法性の認識について、「認識していた」と示す証拠だったはずの供述調書を撤回してしまった。



論告求刑で検察は、

「注意を受けたのにもかかわらず、その後も車内にはさみを携帯しており、その経緯に酌むべき事情はない」「殺傷能力がある刃物の携帯を禁じている法の趣旨からすると、危険な犯行」

「順法意識が希薄」「外形的事実は認めていることなどの事情を酌んだとしても、処罰が必要」

などの理由で罰金10万円を求刑した。



一方、弁護側は、

「銃刀法違反の故意はなく無罪」

と主張した。
0009風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:47:24.87ID:HmNVA9DG0
隙を見せるからだぞ
0010風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:47:28.58ID:hrhLlJMq0
その理由として、

「法律に違反するとの認識がなく、違法性の意識を持つ可能性さえなかった」

「可罰性(たとえ法規に違反し、形式上違法ではあっても、それが軽微であれば不可罰であるとする考え方)としては非常に低い」

「法律に照らし合わせてみても、危害予防上、必要な規制をかけるような場合には当たらない」

などと述べ、

「今回の件で心の底から反省し、二度と同じことはしない」

「法の公正な適用となることを裁判所には理解していただきたい」

と訴えた。

そして判決――。
0011風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:47:44.14ID:hrhLlJMq0
裁判官は、検察側の主張をほぼ追認する形で、

「はさみが銃刀法に違反するかもしれないという違法性の意識の可能性がなかったとまで解することは相当ではない」

「軽度の知的障害が違法性の認識を欠いた原因ではない」

などとして、弁護側の主張を退け、

「はさみを携帯した刑事責任は重い」

と厳しく指摘した。

そして、

「反省の態度を示し、前科がないことなどの酌むべき事情を考慮して」としながら、求刑通り10万円の罰金とした。

Aさんは、判決を不服として控訴した。

「言ってないことを供述調書に書いておいて、それで有罪にされるなんておかしい」

と心情を取材に打ち明けた。
0012風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:48:16.65ID:hrhLlJMq0
元東京地検検事の落合洋司弁護士は、

「警察は職務質問で『はさみ所持の正当な理由がない』と検察に書類送検したのでしょう。検察は、簡易裁判所の事件なら、副検事、事務官が担当する。

それで決裁をとり、検討を十分することもなく、どうせ認めるだろうとの予見で起訴したと思います」

 との見解を述べ、こう続けた。



「しかし、被告人に知的障害があり、違法性の認識が十分にあったかどうかわからない、実害もない、過去に犯罪行為もないというなら、起訴猶予にすべき事件ではなかったのか。そこに福祉が入ってAさんをケアすることこそが大事だった。たった0.86センチ長いはさみを持っていて、有罪で罰金刑というのは、社会通念からして違和感がある。検察には社会の常識を考慮して判断することが求められているはずだ」
0013風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:48:59.15ID:hrhLlJMq0
Aさんや弁護士が驚いたのは、警察や検察の供述調書だ。

「正当な理由なく刃物を持ち歩くと違法であることがわかっていた。そのようなニュースを見たこともあった」

「その上で理由なく刃物を持っていた」

「はさみが凶器であると理解していた」

「刃物を使って加害者になっていたかもしれない」
0014風吹けば名無し
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2022/12/28(水) 17:51:59.37ID:CZrgIA99d
ワイもハサミとカッターバッグに入れてるわ
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