慶大名誉教授で経済学者の竹中平蔵氏(71)が22日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月〜金曜午前5時)にゲスト出演した。パーソナリティー生島ヒロシ(71)を相手に「政治、経済のリーダーシップとは?」について話した。

 防衛増税の問題について生島に聞かれると、竹中氏は「防衛費を増やさなければいけないことは重要なポイントで、認めなくてはいけない」と指摘。その上で「第一に考えるべきは“ペイズ・アズ・ユー・ゴー”。何かを増やすときは、何かを減らせということ。社会保障が今の予算の中で一番たくさん使っていて、100兆円を超える予算の中で30数兆円が社会保障。社会保障は重要だが、大改革を進めなければいけない。大企業の社長にも年金が払われている」と話した。改革を進める中で「今は霞が関、官僚の影響力が強くなっている。安倍(晋三)元総理が亡くなったことのインパクトが大きい。このことは、岸田(文雄)総理にとっても影響が大きい」と話した。

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