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 札幌市の秋元克広市長は22日、招致をめざす2030年冬季五輪・パラリンピックについて、23年度に市民らに実施する意向調査で反対が多数となった場合、招致を「前に進めることは難しい」と語った。
秋元市長が招致撤退の可能性について言及したのは初めて。

 この日札幌市内で開いた来春の市長選への出馬会見で述べた。市長選にはすでに五輪招致反対を掲げる元市幹部が出馬を表明。招致が争点の一つになるとみられている。
秋元氏は会見で「これまで招致を進めてきたのは賛成が多かったから」としたうえで、「仮に反対の声が多いということになれば、そのまま進めていくことは難しくなる」と述べた。