東京・渋谷で通行人の男性に暴行を加えた上で現金入りの財布を奪ったとして、警視庁は、いずれも21歳の大学生の男4人と職業不詳の少年(19)の計5人を強盗致傷容疑で逮捕し、22日発表した。5人のうち2人は容疑を認め、残りの3人は「直接手を出していない」「何もしていない」などと供述しているという。

 渋谷署によると、5人は21日午前7時過ぎ、東京都渋谷区道玄坂2丁目の路上で、面識のない20代男性の顔などに手や足で暴行を加えた上、現金約1千円入りの財布を奪った疑いがある。男性は2〜3週間のけがを負った。5人の一部は互いの関係性について「渋谷で知り合った遊び仲間」と説明しているという。

 署によると、被害男性は飲酒してクラブから帰る途中に5人のうち1人から声をかけられ、口論になったと説明。口論になったのとは別の人物に後ろから腕で首を締めつけられて倒れたところを暴行され、ズボンのポケットに入れていた財布を奪われた、と話しているという。

現場はJR渋谷駅から西に約400メートルの商業エリア。
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