日本の人気アニメ「ドラえもん」のインドネシア語版で、1993年から2018年までドラえもんの声優を務めたヌルハサナ・イスカンダルさんが、脳卒中のため死去した。62歳。地元メディアが報じた。
 
ヌルハサナさんは1982年にインドネシア国営ラジオ局(RRI)に入社。RRIでラジオドラマ制作に携わる傍ら、海外の映画やドラマの吹き替え声優として活動した。

 ドラえもんは1991年から放映開始。ヌルハサナさんは、1993年からドラえもん役を務めた。2006年に降板した際は視聴者からの問い合わせが相次ぎ、翌年に再登板するなど長年に渡りドラえもんの「中の人」として親しまれた。なお、現在は息子のダナ・ロビンシャさんが後任を務めている。