台湾地方選、再び国民党が勝利 大敗の民進党、党首に頼副総統選出へ

台湾で11月にあった統一地方選のうち、候補者の死去で延期されていた南部・嘉義市長選が18日、投開票された。国民党の現職、黄敏恵氏(63)が、民進党の元総統府副秘書長らを下し、再選を果たした。全土22県市の首長選の結果は、国民党14県市、民進党5県市、その他3となった。

蔡英文(ツァイインウェン)総統は統一地方選の大敗を受け、11月に民進党主席(党首)を辞任している。民進党は1月15日に主席選を予定し、唯一、立候補した頼清徳(ライチントー)副総統が就任する見通しだ。頼氏は2024年に予定される次期総統選で民進党の最有力候補者とみられており、党勢の立て直しが急務となる。

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