ちょうど蒸し暑くなり始めたばかりの講義もない昼下がりに目が覚めたので、重い眼を擦りながら顔を洗うと再び倒れるように横になった。見ると二本の時計の針は仲良く頂上へと届きそうといった具合で、植物のように動かず無気力なままその動きを眺めながら、ただぼんやりと味気なく過ぎる毎日が嫌になっていた。

うーん注意が行ったり来たりするから情景描写に一貫性を求めたいよね