昨年5月に奈良市登大路町の国道369号(大宮通)で路面が陥没して見つかった井戸状の穴は、興福寺境内を流れていた水路の付属施設とみられることが、伝香寺(同市小川町)の西山明彦住職が東京の古書店で入手した江戸時代前半の絵図で分かった。

井戸状の穴は奈良地方裁判所前の国道369号の陥没で見つかり、直径約1・9メートル、深さ約1・5メートル。円形に石が組まれていたが、即日埋め戻されて正体は不明だった。


https://www.nara-np.co.jp/news/20120930103601.html